2013年5月8日水曜日

さすらいのパタンナー願望

明日はラジオにちょっと出させてもらいます。

アナウンサーの方が自ら情報を集めていて、

私の仕事に興味を持ってくださり、
先日アトリエに遊びにきてくれました。


業界が違うので、新鮮なお話ができ、とても楽しかったです。




私は文化服装学院卒業後、パタンナーで就職したので、
今でも、自分はパタンナーだと自己紹介してしまうのですが、

パタンナーって、
ちょっとわかりづらいみたいです。



・パタンナーとは(Pattern maker)

洋服の型紙をパターンと呼びます。

平面で描かれた絵などから、布や紙をつかって立体にそのイメージを表現します。
(見た目だけではなく、人が着て動くということも考慮します。)

型紙に縫製の仕様などを記載し、
縫製工場で洋服を生産できるように、書類などを手配します。
(縫い代の処理など、専門知識が必要です。)


要は、

イメージを現実にして、他の人にもつくれるように型紙や書類にする人



多分、本来のパタンナーはそうであるとおもいます。

ミシン使わない、CADで済ませるという方もいらっしゃるようです。
ピンワークで終わらすとか、
海外ではそういうパタンナーも多いそうです。


ですが、


私が所属していた部署では、実験的なシルエットが多く、
縫い方も、本人がわからなければ工場に指示などできないので、

全部、一度は本物に近い布で
ほとんど実物として着れるように、縫っていました。



今でも、直接オーダーいただいたものを縫っているので、
もはや、パタンナーじゃないかな。

効率的じゃないだろうけど、つい、縫ってしまう。

sewing



オリジナルブランド始める場合は、

なんでも縫えるパタンナーが
1番、資本金とリスクが少なくてすむかもしれません。


パターンのみとか、
オーダーや、仕立て直しの仕事もありますし。
在庫もたなくても、できる。


だから、
もっと機動力高めて、



いずれは、身一つで
世界のどこに居ても自分の仕事が提供できるようになりたい。




ここ4年くらい、そんな目標をもっています。

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